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新・戦略論大系

STRATEGIST

『一点集中撃破』古典戦略の原点

クラウゼヴィッツ

CLAUSEWITZ

クラウゼヴィッツ

カール・フォン・クラウゼヴィッツ/Carl von Clausewitz(1780-1831)

プロイセン王国(現在のドイツ)の軍人で軍事学者。
クラウゼヴィッツは軍人としてアウエルシュタットの戦いに参戦し、戦の天才と言われたナポレオン・ボナパルトと対峙。一度は敗れ、捕虜にされるも、彼の闘志は燃えたぎり、生涯をかけてナポレオンの強さの秘密を研究し、天才の戦を理論化。最終的にはその「戦略」でナポレオンを撃破し、リベンジを果たした。

クラウゼヴィッツの死後、未完の大著『戦争論』は、妻であるマリー夫人が遺稿と彼女宛に送られた数々の手紙を元にまとめ、出版。
現在もアメリカ軍をはじめ世界中で必読書として読み継がれている。「東洋の孫子・西洋のクラウゼヴィッツ」と言われ、戦略の2大古典となった。

この講座で学べること

クラウゼヴィッツの戦略論は、欧米各国の戦略論の基礎となっている。
それ故に、この講座を学べば「世界標準の戦略論の基礎」を習得することができる。

アメリカをはじめ、英・独・仏などNATO諸国のエリート軍人、政治家の戦略思考の基礎にはクラウゼヴィッツがあると言っても過言ではない。この講座の習得は、世界の指導者の頭脳の内側を解明することになる。彼らの発想の基盤を共有することが出来るようになるのだ。そして各国の軍と政治のエリートの打つ手を理解し、予測できるようになるであろう。チャイナやロシアのエリート軍人もクラウゼヴィッツを学んでいる。

今日の米中対決はある意味で「クラウゼヴィッツ戦略(アメリカ)」対「孫子戦略(チャイナ)」の戦いでもある。米中対決の行方を読み解くのにも、本講座は大きな力を発揮するだろう。そればかりか、ビジネス戦略や人生を生き抜くためにもクラウゼヴィッツ の戦略は応用が効く。

3つのポイント

1 戦争とは政治の延長である
「戦争とは何なのか?」 という問いに対し、「戦争とは自分の意志を相手に強要するために行う力の行使。 戦争の本質は政治行為である。」と初めて戦争を定義づけたのがクラウゼヴィッツである。すなわち、戦争はすべて政治的行為とみなすことができる。戦争が政治的目的達成のための手段であるためには、どのような目標を設定するかが極めて重要である。
2 一点集中撃破
ナポレオン戦争での敗北の研究がクラウゼヴィッツの戦略の根本にある。長年の研究からナポレオンの強さの秘密を解明しし、勝利のためになすべきことは、1. 兵力を最大限の努力をもって結集する。 2. 戦略的な地点に可能な限り兵力を集中する 3. 最大限の速度をもって、1と2を行い敵の重心を最も短時間で撃つ。という勝利の方程式を考案した。
3 敵の重心を撃て
クラウゼヴィッツ の中でもユニークな考えが、兵力の集中と速度を持って「敵の重心を討つ」という考えである。戦争においてはあらゆる力をもって敵の重心を打撃しなければならないと言っている。「重心」とは敵の力と運動の中心である。敵国の(1) 軍事力、(2) 国土、(3) 意志、を無力化することで、戦闘を継続できない状態に追い込む。
  • [序章] 世界エリートの戦略思考

  • [第1章] クラウゼヴィッツの人生:ナポレオン

    • 「天才ナポレオンの強さの秘密」一生をかけて考え抜いた男の結論
    • 「ナポレオンとヒトラーの共通点」なぜ最強の強さを誇った男が破れたのか?
    • 「弱者の戦略」小さく貧乏だった中国がNo.2までになれた理由
    • 「クラウゼヴィッツの勝利の公式」相手の戦意を喪失させる戦略
    • 「悪徳の戦略論」レーニン、共産主義者の巧妙な活用法
  • [第2章(1)] クラウゼヴィッツ勝利の12の鉄則

    • 「戦争とは何か?」人類史上初めて生まれた定義
    • 「戦略的成功と失敗の例」鉄血宰相ビスマルクの英断と参謀総長モルトケの愚断
    • 「戦争と外交」TVで見る"表の戦争"・戦略で読み解く"裏の戦争"
    • 「覇者の驕り」勝ちすぎてもダメ?引き際を見極める術
    • 「鉄血宰相ビスマルクの英断」侵攻したのに、あえて占領しなかった訳
  • [第2章(2)] 勝利の鉄則:クラウゼヴィッツの神髄

    • 「一般大衆とメディアの誤解」戦争が残酷化する本当の原因
    • 「真珠湾攻撃と山本五十六」戦術的勝利、戦略的敗北の意味
    • 「新軍備計画論」太平洋戦争を予期した秀才:井上成美
    • 「世界終末戦争」クラウゼヴィッツの予言
  • [第2章(3)] 勝利の鉄則:弱者が強者に勝つ戦略

    • 「ナポレオン必勝の方程式」短期間で圧倒的な勝利を勝ち取った3条件
    • 「抵抗力の秘密」なぜ人口14億の中国に2300万人の台湾が抵抗できるのか?
    • 「100%の勝利を求めて」目標達成で最後に重要な要素とは
    • 「成功する戦略・失敗する戦略」簡単な見極め方と賢い人ほど陥りがちな戦略思考の罠
  • [第3章] クラウゼヴィッツの戦略論を現代にどう活かすか(応用編)

    • 「不確実な時代の戦略」SONY、サムスン、GAFAが成り上がった共通点
    • 「勝つチームの共通点」敵の"重心"を見つけ出す戦略眼とは?
    • 「No.1に長く居続ける秘訣」これをしないとすぐに没落
    • 「日本企業の急成長の秘密」徹底的に研究したBCGの結論
    • 「勝利後の敵の利用法」将校を殺さず捕虜にするメリット
    • 「藤井厳喜の人生戦略」クラウゼヴィッツで一番参考にしているものは何か?
  • [第4章] 孫子とクラウゼウィッツの比較論

    • 「孫子とクラウゼヴィッツの共通点」2大戦略家が唱える勝利の必須条件
    • 「東西の戦略思考」東洋と西欧の考え方の根本的な違い
    • 「孫子とクラウゼヴィッツの使い分け」情報重視の孫子vs軽視のクラウゼヴィッツ
    • 「二人の偉大な戦略家」騙して勝つか、正直に勝つか
    • 「クラウゼヴィッツの敗北論」負けるにしても理想の負け方がある
  • [終章] 変革の時代の今こそクラウゼウィッツの戦略は意味をもつ

    • 「総括」敗者のための自己変革の書

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